「作文宮城」は、昭和28年3月の創刊号から、毎年出されている宮城県の小学生の作文集です。毎年、たくさんの宮城県の小学生から作品の応募があり、県内の先生方が審査をして、選ばれた作品が本になります。 |
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自分の作文が掲載された子どもたちにとっては、とてもよい記念の本になるでしょう。 |
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でも、それだけではありません。たくさんの作文をまとめて読むことができ、他 の子どもたちが何をどんなふうに感じているか、学校、家庭、社会での生活にどのように取り組んでいるか、作文にどのように表現しているかを学ぶことができる、子どもたちにとって、よい読み物になっています。
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また、小学生のお父さん、お母さん、家庭のみなさんをはじめ、多くの 大人たちにとっても、忘れていた何かを思い出したり、あたたかい気持ち
になったり、泣いたり笑ったり、感動できる、優れた本ともいえるでしょう。 |
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子どもたちの目を通して、現在の宮城県を知ることもできます。 |
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この「作文宮城」の出版活動は、60年続いています。創刊号の ころの小学生 に、今、小学生のお孫さんがいるのです。おじいちゃん・お
ばあちゃん、お父さん・ お母さん、今の小学生…と、それぞれの小学生 時代の生活の様子や世の中が、作文を読むことによって目に浮かびます。 |
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そして、いつの時代も変わらない、家族やお友だちを大切に思う気持ち、子ど もたちの気づき…を読みとることができます。 |
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私たちは、これからもずっとずっと「作文宮城」を出版し続け、みなさんと一緒に、この 『宝物』を大切にしていこうと思っています。 |